知覚過敏の症状
- 冷たいものを飲むと痛い(しみる)
- 熱いものを飲むと痛い(しみる)
- 歯ブラシを当てると痛い(しみる)
- 風があたると痛い(しみる)
知覚過敏の特徴
一時的な痛みの場合は知覚過敏の可能性が高く、痛みが継続する場合は虫歯や歯周病の可能性があります。
知覚過敏は自然治癒することがありますが、虫歯や歯周病である場合は症状が悪化していきます。
2~3日経っても痛み(しみる感覚)が無くならない場合は、治療が必要になります。
知覚過敏の検査と治療方法
知覚過敏の検査
問診や視診を行った後、痛み(歯がしみる)原因が知覚過敏、虫歯、歯周病のどれなかを検査します。
- レントゲン(虫歯の進行度検査)
- 歯周ポケットを測る(歯周病の進行具合検査)
知覚過敏の治療方法
問診、視診、検査の結果により知覚過敏と診断した後、
- 薬の塗布
- コーティング剤の塗布
重度の知覚過敏でなければ、上記治療方法となります。
知覚過敏が悪化すると・・・
知覚過敏による歯ブラシの痛みにより、歯磨きがおろそかになる結果、
虫歯や歯周病の原因となります。
虫歯が神経にまで進行した場合、根管治療が必要になります。
単なる知覚過敏だと軽視していると、虫歯や歯周病を進行させてしまうケースもありますので、歯科医による検査と治療をおすすめします。
平山歯科の知覚過敏治療機器
口腔内X線撮影機器
口腔内をX線写真撮影機器です。X線画像処理システムにデータを取り込むことにより、精確な治療を受診して頂けます。
X線画像処理システム
X線写真による診断に、デジタル画像診断システムを導入しております。
デンタル画像診断システムでは、フィルムを使用せず画像を直接診察室にあるモニターに映し出すことができるため、スムーズに「見える」診察が可能になります。
X線撮影した画像はモニターに軟部組織から骨まで見ることができるようになり、診断精度が格段に上がります。
また、患者様にはその画像を示しながら説明することが可能です。また画像処理を加えながら説明できるので、患者様により深く理解していただくことができます。
ヘッドランプ
口腔を明るく、拡大することが出来る装置です。
明るさも調整可能でありながら、患者様が熱く感じづらい光ですので快適に受診して頂けます。
肉眼と比較して精密な治療が可能になります。
甘いものを食べると痛い
知覚過敏だけではなく、虫歯が進行している可能性があります。
虫歯進行により歯に穴があいてしまい、その穴から甘いものが神経に触れると強い痛みを感じます。
知覚過敏の瞬間的な強い痛みに比べて、鈍い痛みが続く場合は虫歯が進行している可能性が高いです。
自然治癒することはなく、虫歯の進行により歯を失う可能性も高まりますので、出来る限り早くの虫歯治療受診をお勧めします。
C3(歯髄の虫歯)
症状
象牙質の奥にある歯髄(歯の神経)にまで虫歯が達した状態です。何もしなくてもひどく痛んだり、熱いものがしみたりするようになります。麻酔も効きにくい状態となります。
治療方法
虫歯部分を削るほか、虫歯菌に汚染された根管(歯髄などが通る細い管)内を清掃・消毒し、薬剤を充填して再感染を防止する「根管治療」などの治療が必要となる場合があります。
治療後は、被せ物を入れて歯の機能性を補います。